日産ギャラリーフォトギャラリー別館

アクセスカウンタ

zoom RSS 白州次郎のベントレー。東京コンクール・デレガンス2009その5

<<   作成日時 : 2009/04/24 23:22   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

六本木ヒルズ52階の東京シティービューでは、2009年3月20日から4月12日にかけて、東京コンクール・デレガンス2009が開催された。
東京コンクール・デレガンス2009オフィシャルサイトはこちら

展示スペース内の様子をレポートする。
展示車は年代が古い順にクラスA〜Dに分類されているのだが、展示はクラスD〜Aの順番で行われている。
今回はクラスAの展示車を紹介する。

クラスA:1910〜30年
テーマ:「Vintage:百花繚乱」
【百花繚乱:ひゃっかりょうらん】種々の花が彩り美しく咲き乱れること。転じて、優れた人物は業績などが、一時期にたくさん現れることを意味する。
まだ自動車に関わる定番のテクノロジーが確立されていなかったこの時代には、当時最高の頭脳が自動車界に結集、未熟ながら奔放な技術的アイデアが試行錯誤された。
そしてボディデザインの領域でも、スタイリング・マテリアル共に自由な試みが続々と行われることになる。

W.O.ベントレー 3リッター(旧 白州次郎車、1924年)


画像


このベントレー3リッターは、白州次郎がケンブリッジ大学に留学した際の愛車そのもの。
”653”のシャシーナンバーを持つこのクルマは、次郎が愛用した当時の登録ナンバー[XT7471]が今でもそのまま残されている。
画像


次郎の帰国後、英国のオーナー達に大切に乗り継がれてきたこのクルマは、戦後ヴァンデン・プラのル・マン仕様ボディに改装。エンジンも4 1/2リッターよう4,398ccに載せ変えた他、高速走行向けのオーバードライブも装着された。

白州次郎に揺るぎない”プリンシプル”を与えた愛車である。
画像

画像



ロールスロイス 40/50HP シルバーゴースト アルパイン・イーグル(1919年)


画像


"The Best Car in the World"の誉れを確固たるものとしたロールスロイスの歴史的傑作、40/50HPシルバーゴースト。”アラビアのロレンス”ことT.Eロレンス大尉が愛したモデルである。
その中でも、最もスポーティにして最も美しいモデルと言われているのが、この”アルバイン・イーグル”である。
今回の出品車は1919年型の後期モデル。アルパイン・イーグルとしては最も完成された時期の個体であり、名門コーチビルダー、バーカーの手によるトゥアラーボディも、オリジナルのまま残されている貴重な一台である。
画像



ブガッティ T22(1923年)


画像


無塗装アルミニウムのボディが、ヴィンテージのエスプリを感じさせるブガッティT22は、英国の名門コース”ブルックランズ”に於けるレースヒストリーを持つ1台。
画像


展示車はT22第一号車としても知られる上に、初代所有者のB.オースティン大佐が1923年3月28日に購入してから今日までの資料が完全に残っている。
オースティン大佐は両足に障害を持ちながら全16戦のレースに参加して11回もの優勝を果たしたに留まらず、身体障害者でも安全に運転できることを証明して法規をも変えてしまった、創世記の英国モータリゼーションの英雄的人物でもあった。
画像

画像



アミルカー CGSS(1928年)


画像


アミルカーは元来安価な小型大衆車だったが、非凡な性能でスポーツカーとしても高い評価を受けたメーカー。
今回の出品車であるCGSSは、さらなる操縦性の向上を期してシャシーを低める一方、4気筒1,074ccエンジンのチューンも見直した最終進化版で、1927年のモンテカルロ・ラリーで優勝したほか、ル・マン24時間耐久に代表されるレースでも活躍を収めた。
また、スポーツカーとして優れていただけでなく、いかにもヴィンテージ期のフランス車らしい、エレガントなボディスタイルでも、今なおエンスージアストたちを魅了している。
画像


アストンマーティン インターナショナル(1930年)


画像


アストンマーティンを世界有数のスポーツカーメーカーに仕立てた傑作、インターナショナルは1928年に発表されたモデル。
有能な技術者にしてワークスドライバー、そしてアストンマーティン社の社長という三足の草鞋を履いていたイタリア系イギリス人、アウグストゥス・ベルテッリが設計を担当、当時のレース界を席巻した。
一方、ボディはデザイナーとして類い稀な才能と、イタリア人ながら英国人たちを納得させるだけのセンスをも備えていたベルテッリの弟、エンリコのデザインで、やはりこの時期の小型スポーツカーとしては出色の美しさを誇った。
画像


その6へ続く。

2007年に行われた前回(東京コンコース・デレガンス2007)のレポートは下記を参照。

1億9900万円のクルマ 東京コンコース・デレガンスその1


日産 R 390 GT1ロードバージョン  東京コンコース・デレガンスその2


ここにもR35GT-Rが! 東京コンコース・デレガンスその3

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文


白州次郎のベントレー。東京コンクール・デレガンス2009その5 日産ギャラリーフォトギャラリー別館/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる